「動画作りは時間がかかります」
動画ってどういう手順で作るのか、どれくらいの時間がかかるのか。
これは、説明が難しいです。
風景画の手順にたとえてみます。真っ白なキャンバスに風景画を描く場合。
1、その風景をじっくりと観察し、本質を見極める。
2、風景から得たイメージを、鉛筆で下書きする。
3、下書きが完成したら色を塗る。
空の色から薄く塗り始め、徐々に近くの草花などの色を決めていく。
ここまでで、絵の7割ぐらいが完成し、
ここから精度を上げていくための3割の緻密な作業に入っていきます。
これを動画制作に置き換えます。
1、打ち合わせやロケハンで、必要とされている動画の内容を見極める。
2、より伝わりやすい手法を選択し、台本を作成する。
3、実写、イラスト、CGを組み合わせ、最適なバランスを探りながら編集作業をしていく。
お客様には、先ずは3の段階が終えたときに、動画の7割ぐらいが完成した時点で、
「試写」をしていただくことになります。
試写の際に、クリエイターが最も知りたいことは、
「こんな感じの雰囲気は気に入っていただけましたか?」という1点です。
そして、気に入っていただけましたら、
ここから精度を上げていくための3割の緻密な作業に入っていきます。
動画は、どのような場合も、常にオーダーメイドです。
本日は、ゼロから1を生み出す、動画ならではの作業過程について書いてみました。
「動画をもっと身近に」
代表 伊藤みさと