これからの動画の活用方法について
これまで動画は、商品や場所、人をPRすることが1つの大きな役割でした。
たとえば、全国各地の地方自治体が制作する「観光プロモーション動画」。
企業の販促目的として制作される、CMなどです。
しかし最近、当社が手がけた2つの動画は、上記とはまったく異なる、動画の活用法です。
それぞれに複合的な利点がありますが、共通しているのは、「人的リソース」の軽減を目的とした動画である点です。
これまでも、人的リソースを軽減する動画としては、たとえばスーパーマーケットや居酒屋チェーン等の接遇方法をまとめた「研修動画」。
製品の使用方法を案内する「マニュアル動画」などがありました。
新人を教育する人員の削減、製品の使用方法を説明する人員の削減に有用な動画として、広く活用されています。
この現状から一歩先に発想を進め、いまの時代に求められる動画とは何か?
たどり着いた1つの答え。
それは、人材確保が難しい、専門性が求められる現場において、
「専門家が個別具体的なケースに対応するための時間を確保できるようにするための動画」です。
平たく言えば、「困っている人に、より多くの時間を割けるように」する動画。
そのために、広く一般的に聞かれる質問や、必ず伝えなくてはいけない内容は、動画を1度視聴すれば「しっかりわかる」ように作らなくては意味がありません。
各種、相談窓口へ行く前に、動画を視聴していただくことで、仕組みや制度の全体が見渡せ、安心を与えられるよう、引き続き、工夫を重ねていきたいと思います。
「動画をもっと身近に!」
代表 伊藤みさと